佐藤剛さんにご協力いただいているロングレビュー。 その第4回目は【エフェクト編】ということで、エフェクトの設定、使いこなしなどについて伺いました。
リバーブっていう言葉ではなかったですね。
そうですね。それをリバーブっていうんですか?
エフェクト2の方ですよね?
テレフォンとか声の高い低いとか。エフェクト2は、カラオケ、ホール、テレフォン、声高く、声低いですね。エフェクト1が、ディレイのロングとショートと、ラジオ、コーラス、フランジャー。
ロングを使いました。
番組のタイトルコール部分で使いました。で、ラジオとかコーラスとかも、「ぽい」感じがしますね。ホールはカラオケとは違って、空間の広いところでマイクで喋ってるみたいな。
テレフォンですけど、ちょっと手間がかかるかもしれないですけど、一人でリスナーと電話が繋がってますみたいな。ちゃんと電話越しに喋ってるような音になるので、ボタン押すのが難しいかもしれませんけど、慣れてくると凝ったつくりもできるなぁと。あと、気になったんですけど、テレフォンの声でディレイのショートとかかけられないのかなぁ?
そうですか。みなさん、ショートカットキーを使ってください。マウスでは限界があるので(笑)。
あぁ!ほんなら、アレですね、収録開始からマウス使わずにできるんですね。
今日からアナタも名ディレクターですね(笑)。これはまた勉強になりましたね。
男声、女声、ファニー、ダンディー、チャイルドですね。使ってないですけど、女声にしてもそこそこ聴衆に耐えうるものであれば一人二役もできますよね。
なんとか君の答えっていうやつですね?その「なんとか君の答え~」っていうのもポン出しに割り当てられるんですよね?「お葉書いただいてます、どこどこのなになにさん」の後に、お定まりの声を入れられます?
じゃあ、出来る人にはポン出しボタン8つでは足りないかもしれないですね。
エフェクト1は、最初のタイトルコールだけですね。オープニングで、「じゃ、喋り過ぎなんで、今日も頑張っていきましょう。佐藤剛の聞くだけ無駄ラジオ!」というところで、「佐藤剛の」からエフェクトかけました。コーナーは2つやったんですけど、タイトルコールはエフェクト2の方を使ったんですよ。これは好みによるでしょうけど。声質がタイトルコールっぽかったのでそれを使いました。
そうですね。今回も逆大喜利をやったんですけど、答えのところでボク、ディレイかけましたね。
そうですね。自分の中では喋りだけで行きたいというのがあるんですけど、悲しいかなそれが聴衆に耐えるかどうかわからんので、こういうエフェクトをかけたりしたり、笑い声のSEをかけることで、ある人にはウケがよくなっていろんな人に聴いてもらえるかなと思って。ボク自身も聞いてみて、喋りだけでいきたいというポリシーはあるんですけど、聞きやすかったです。
そう、いいメリハリが出ると思います。声が変わるとか、残響があると、テンションが上がってしまうし、触ってて楽しいし、設定の時にも試聴ボタンで効果が試せるのでいいですね。