佐藤剛さんにご協力いただいているロングレビュー。 第2回目は【ジングル作成編】ということで、ジングル作成ソフト「TitleCall」でのジングル作成の模様をお聞きしました。
3つ作りました。
ウィザード開いて、テンプレート決めて、新規で録音しまして。喋ったデータが勝手に配置されますよね。それを動かしたのもありますし。
はい。ここに自分の声を入れたいなと思うところに動かしものもありますし、喋って再生してみてこのままでバッチリやんというのもありました。あとは、1個目とほとんど変わらないんですけど、最後に番組コールみたいなのを入れるんですけど、曲の長さがわからなかったので、適当に喋って、要らないところを摘んで最後をあわせて、曲の中だけで終わるようにして。
どちらかというと、ラジオのCM明けみたいなものです。
そうですね。コーナーとコーナーの間をつなぐような。で、番組名は毎回変えたいので、次に番組を録るときは違うテイストのものにしたいなと。番組はこれから録るんですけど。
そうですね、それしかできないんですね。
聞く方がどう思うかわかりませんけどね。
拍手とか笑い声とかですね。
なるほど。エフェクトとポン出し。と、自作ジングルですよね。 収録中じゃなくても、波形編集のところでも出来ますよね?
TitleCallで波形編集的なことをやってみたんですけど、すごく使いやすいなと。これ何のカーソルやろと合わせたら、小さい窓が出て説明が出るじゃないですか。audacityとか、一般の音声ソフトでは全部英語で書いてるじゃないですか。日本語で書いてあるだけでこれだけ違うんかと思いましたね。
こうやったら、自分の思ったとおりに動くんやろうなぁと操作すると、実際にそのとおりに動くんです。それで波形編集のときに6パートぐらいに分かれるじゃないですか。
1トラック目にボクのメインの声が入ってて、2トラック目にちょっとズレて入ってるのがあるじゃないですか、あれも1個ずつ動かしたら微妙な差が出てきそうですけど、1、2トラックまとめて囲んだら2つともいっぺんに動くとか。これ、結構当たり前なんですかね(笑)。逐一感動してまして(笑)。ホンマ、えぇもんもらったなぁと。これはド素人でもマメな人でも、録ってまるごとブログに上げるより、なんとなくでも編集した方がよりよいものが簡単に作れますね。
音が止んだあとに、佐藤剛の~って始まるので。そうじゃないなと。
ありましたけど、順番に聞いていって、この曲で録りたいというのがあって。
何種類もある中から選べる楽しみもありましたし、多分100人が録っても、ちょっとした作業で100通りのジングルが作れるやろうなと思いますね。
テクノシンセっていうヤツ(編集者注:表示名は「テクノ#1」です)。下から3つ目か4つ目のテクノで最初に録ったんですよ。SF効果音風というのが#1、#2とありまして、#1のがちょうど長さもいいし、不協和音みたいな不気味な音がよかったんで、それで録りました。あとFMっぽいのは使わなかったです。
クラブのDJみたいな感じで、スクラッチみたいな感じで。新規録音で「佐藤剛のなんちゃらっ~」て録ったら、出来上がりで、佐藤の「さ」も入っていなかったりして。テンプレートの求めてる長さに合わなかったんですね(笑)。
広げられるんですね?
そういえばTitleCallを使って、いわゆるタイトルコールは作ってないですね。
そうですね。頭のタイトルコールとして作ったジングルを付けるのは好きではないかもしれません。「さぁ今週も始まりました、佐藤剛のなになに~」というのは、そのときの体調とかテンションでタイトルを言いたい人間かもしれないです。
そういう方もいっぱいいるんじゃないかと。
やまびこみたいなものですね。
ハイ、ちょっと試してみます。
ポン出しの部分ですけど、no soundってあるじゃないですか。これは自分で好きな音を入れられるということですね?
いろいろ宿題ももらいましたので、色々な機能を駆使して次の番組を収録してみます。