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佐藤剛 ロングレビュー【準備編】

今回から数回にわたって、ExPodシリーズのロングレビューをお届けします。このロングレビューにご協力いただくのは佐藤剛さんです。

佐藤剛さんは、「FM某030」で「佐藤剛のMonthly Angry!!」というインターネットラジオを配信されています。お笑い芸人を目指す佐藤さんは、喋りは達者でも収録・編集などは全くされていないということで、パソコンの知識もあまり無いままの状態でExPodプレミアムパックを使って初めてのポッドキャスト番組作りにトライしていただきました。

第1回目の今回は【準備編】をお届けします。

ポッドキャスト番組作成環境

パソコンの環境を教えてください。

バッファローのヘッドセット
ヘッドセットをマイク、ヘッドホン端子に接続

パソコンの環境は、ヒドイですよ。決して恵まれたものじゃないですから。

デスクトップでしたね。

ハイ。WindowsXP Professionalですね。

マイクはお持ちですか?

バッファローのヘッドセットっていうんですか?

両手が空くタイプですね。

そうですね、スカイプ用に買った安いものなんですけど。

いいんです。値段も問わないです。 それをデスクトップのパソコンのマイク端子に直に挿しているんですね?

そうですね。

収録までの下準備

あと、ExPodプレミアムパックのインストールをしていただいたんですけど、問題なくインストールできました?

はい。特にヘルプも参照することもなく、指示どおりに、サクサクと。フリーソフトを拾ってくるのと変わらないなぁと。インストール終了までのプロセスは簡単です。

今度は、起動するとキューシートの初期設定をしますよね。

キューシートの初期設定
起動後にはまずキューシートの初期設定

番組名とかの設定ですね。これは最初の表示で、後でも変えられますよって出るので、番組名とか考えてなかったのでそのままで。とりあえず何か録れればいいわと思ったのでほとんどいじらずに。

決まってなかったら、そのまま初期状態のままでスタートしていただいて、あとで番組名が決まったときなどに変えられますので。
そのときに喋ることって決まってましたか?

一人での収録って生まれて初めての経験でしたので、大枠どころかト書きを書いたメモ帳を常に画面に貼り出してまして、それに沿って喋るという。

それはExPodの画面で?

ExPodの画面に、オープニングにこれこれを喋るっていうメモがあるんですけど、ボクにとってはあの画面が小さかったんですね。画面いっぱいに表示させときたいんですよ、気分的に。ほとんど画面に向かってしか喋ってないじゃないですか。すごい緊張するんですね、二人で喋る以上に。

そうかもしれませんね。自分が黙ってしまうと間を埋めてくれる相方もいないわけで。

そうなんですよ。ボクが出させてもらってるFM某030の佐藤剛のMonthly Angry!!という番組では、スカイプだけなんですけど、非常に楽だなとあらためて思います。同じ部屋の中で一人で喋ってるだけなんですけど、話を聞いてくれる人とトークするのは楽なんだなぁと、一人というのは心細いなぁと思いますね。

番組の内容

FM某ではやられてますけど、一人でポッドキャストを一から作成してというのを初チャレンジしてもらってるんですよね。先ほどの話に戻りますけど、喋ることは決まってるんでしたっけ?

もちろんあります。

尺はどのくらいですか。

そうですね、録るのであれば10分くらいかなぁと。ExPodのインタビューでMr.Longheadさんの2分もかかっていない番組が上がってたじゃないですか。2分かと。オレ、2分で起承転結は難しいなぁと。ただでさえ、喋りだしたら長いんで(笑)。最低10分かなという感じで。

で、キューシートは出来上がっていると。エフェクトの設定はされました?

エフェクトというのは?

声を変えられたりとか、ミキサー画面でエフェクトを2つ設定できるんですけど、触ってませんか?

あぁ、触ってないです。自分の声でいきます。わざわざ声を変えようとは思いませんでした。

自分の声がキライな人とか、造った声にしてとか狙う場合に。

キューシートの初期設定
番組の構成はキューシートで設定(クリックで拡大)

初めてインターネットラジオを始めたときに、自分のトークしてる声は気持ち悪かったですね。最近は完全に慣れてしまいましたね。

喋ることが商売なんですよね。

まぁこれから仕事にしていけたらいいんですけど。

キューシートの構成は?

「トーク」-「ジングル」-「トーク」-「トーク」ですね。

「トーク」-「トーク」?

はい。ジングルが鳴ってるときに音声を被せたいなと思ったんですけど、無理やなと思ったんです。ジングル中に「佐藤剛のなになに。この番組は...」みたいなこと言いたかったんですよ。地上波のラジオみたいなことをしたかったので。ジングルの収録中は、ボクの声を受け付けくれなかったですね、あぁこれは無理なんやなぁと。

オリジナルのジングルを作れるんですけど、ご存知ですか? キューシート作るときに、マイジングルをクリックすると、TitleCallというソフトに飛べるんですよ。

あの青色のやつですよね。

そうです。自分の声を入れてジングルが作れるので、「Monthly Angry!!」って言えば作れるんですよね。それも作ってもらうと面白いんですけど。

ちょっといじってみようと思いました。

ジングルを凝りたいということでしたら、収録前にジングルはTitleCallで作ってもらって、ExPodのキューシートにそのジングルを挟んでおくと、あとは収録するだけですので。

ジングルもいろいろ作ってみます、試行錯誤で。

Impressions of exPod:ExPodシリーズの試用レポート

このコーナーについて

ポッドキャスターの方々に「ExPod」シリーズを実際に使っていただき、その使用感などをうかがっていきます

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