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佐藤剛 ロングレビュー【収録編】

佐藤剛さんにご協力いただいてきたロングレビュー。今回が最終回となります。

これまでに【準備編】 【ジングル作成編】 【ポン出し編】 【エフェクト編】と、順を追ってきました。最終回は【収録編】ということで2回目の収録を終えた佐藤さんに収録についてお伺いしています。

一人喋り

収録については、これまでにも結構織り込んで喋っていただいてますが、2回目の収録ということであらためてお聞きします。なにか変わりましたか?緊張しなくなったとか?

そうですねぇ、過度の緊張はなくなりましたねぇ(笑)。相変わらず、一人で喋るので緊張はしますけど。

前回は、メモ帳で画面いっぱいにト書きを書くということでしたが、今回もそのスタイルですか?

いえ、ちょっと変わりましたね。オープニングとエンディングは、それこそ書いてやったんですけど、収録した番組のコーナーはリスナーからおハガキいただいてますという体(テイ)でやってますので、今回はハガキの中に書いてる住所と、ラジオネームと、逆大喜利のお題の答えだけ書いて。後はいつもどおり収録できました。結構落ち着いて、変に詰まることもなくできましたね。

ExPodのイージーモードなんか特に、基本的に一人で喋るソフトじゃないですか。だから一人で喋ったことがなくて、これから始められる方や、なんかやりたいなぁという方は、とりあえず嘘でもいいのでコーナーを設けてみるといいと思いますね。一人で喋るよりはリスナーからお便りが来てるというのは、対話的に喋れるので、まだ喋りやすくなると思うんです。最初は緊張すると思いますけど、人間偉いもので数をこなす毎に落ち着いてくるんですよ。

その変わる過程が残るのが面白いかもしれませんね。何回かやった後で、第1回を聞きなおすと懐かしさを感じたりね。

10回ぐらいやって、1回目を一緒に聞いてみてくださいっちゅーて、これひどいなぁとか言うのも楽しいでしょうね。

そうですね。まずイージーモードでやってみてくださいという感じなんですけどね。

編集とか、BGMが音が下がっていくとか、バックアップはカンペキだと思うので、特にこだわらなければ、第三者が聞くに堪える番組が出来上がると思います。

懲りたいと思ったら、エキスパートモードでできますからね。この間を切って詰めるとか、フェードインのタイミングをもっと長くするとかね。

楽しいと感じ始めたら、絶対出てきますからね。

ラップにジングル

今回もイージーモードで収録してもらったんですが、コーナーの構成は前回と一緒ですか?

前回はオープニングとエンディングの間にコーナーが1個だったんですけど、今回は2個入れました。で、毎回ジングルを入れる感じですね。

そうそう、ジングル3種類作ってもらいましたよね。全パターン使ったんですか?

そうですね。3パターン全部使いましたね。新規に1本録りたいのがあったんです。ラップにジングルみたいなの。ヒップホップが好きで、たまにラップを書いたりするんですけど、今回はTitleCallに用意されてる素材と尺が合わなかったので、次回作る機会があれば録ってみたいなぁと思ってますけど。

曲はシンプルなブレークビーツをループさせて。TitleCallはひとつのパターンをドラッグするだけでループできるので、その上にラップを被せてジングルを作るのはやりやすいと思いますよ。

今回はそれができなかったので、予め作ってあった3つを入れたんです。お便りのコーナーと逆大喜利のコーナーに入れたんですけど、よく考えたら、お便りのコーナーはタイトルコールにエフェクトをかけただけなんで、要らなかったかなぁと(笑)。

いいですよ。それをジングルとして成立させたいわけですからね。

コーナーの時間をオーバー

ところで、収録中に苦労したことは?

時間に応じてメーターの色が変わります
時間に応じてメーターの色が変わります

枠でこのコーナー何分って決めますよね、例えば3分って決めてると、饒舌な人は話が思いつきであらぬ方向に行く。するとディレクターが「10秒前です」みたいに言われる。すると一瞬ちょっとパニックになる(笑)。ExPodは時間オーバーしてもいいんですよね。

キューマニュアルだったらOKですね。

わかってても指折り3秒前って言われると、無視できないなぁと(笑)。

無視してくれたらいいんですけどね(笑)。

それがあるので、落ち着いて出来るようにならないかんなぁと。

設定した時間をオーバーすると、メーターが赤色になるんです。あれはドキドキしますけどね。

自分で枠で決めたから、そこに収めないといかんなと思いますけどね。3分ジャストで終われるようになったら大したもんだと思いますけど。

そういう訓練に使う人もいるみたいですよ(笑)。

会議のプレゼンじゃないですけど、時間を如何に最大限に使うかっていう(笑)。

キューマニュアルの場合には、キューシートは目安と考えて、無視して喋るのがいいですけどね。本当にドキドキ感を楽しみたいなら、キューオートで!生放送モードでやってみてください。

よほどのスリルが好きな人でしょうね(笑)。

本当にキューボタンすら押さなくていいんですよ。もちろん、エフェクトやポン出しはできますよ。

Impressions of exPod:ExPodシリーズの試用レポート

このコーナーについて

ポッドキャスターの方々に「ExPod」シリーズを実際に使っていただき、その使用感などをうかがっていきます

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